エンジニアとしてのスキル向上と人間成長

プロローグ

初めまして、林と申します。私はこれまでにヘルプデスクや情報システムといった業務を従事して参りました。でも実は学生の頃から〝IT〟という言葉に苦手意識を持っておりました。そんな私がなぜこの業界に足を踏み入れようと思ったか、なぜ継続しているのか。またIT職と人の出逢いで変化した考え方というところをお話ししていきたいと思います。業界未経験の方でITの分野に興味を持っていらっしゃる方の一助になれれば幸いです。

 

ITの業界に足を踏み入れた理由

理由はいくつかあります。

  • サポートデスクという分野が未経験でも挑戦可能だったから
  • 人と話すことが苦ではなかったから
  • ITという分野はつぶしがきく

当時の私はブラインドタッチはおろか指1本でタイピングをするようなスキルでPCもほぼ触った事がないに等しい状態でした。1社目の会社はプロバイダのサポートデスクの窓口で何も知識がない自分には、ある程度知識がありブラインドタッチができる同期入社した方達との差を感じて焦りを感じていました。

やりがいを感じた瞬間

スキルが全然なかったので、とにかく〝誰でも出来ることを誰にも出来ないくらいコツコツ努力を継続していこう!〟と誓い、毎日業後にタイピングの練習をしたりPCやインターネットの知識がなかったのでとにかく勉学に励みました。

その結果、ブラインドタッチが出来るようになってきたり、知識をつけた事でお客様の意図していることを汲み取れるようになってきたりと段々と形になっていき、その甲斐あってかチームでも受電数トップになったり、当時のSVの中でも教養があり一目置かれていて尊敬していた方に評価をされ〝育てたい〟と言って頂いたりと、お客様にも少しずつ感謝の言葉を頂いたりと、沢山やりがいに繋がるような成功体験を積み重ねていくことができました。

慣れ故の驕りからの軌道修正

慣れが生じてきた頃に壁が立ちはだかりました。それは〝不要なプライド〟です。そのプライドは何かというと、周りから称賛され少々驕り始めていた事で、自分の苦手な部分から目を背け学ぶ意欲が低下していたことです。ITリテラシーが低い自分にとって分からない事は日々出てきます。それを分かった風で業務を進めていくという事はいつか躓くきっかけともなる上に、人に教える事となった時に誤った知識が波及していく事となり、それがいずれ発生するトラブルの元ともなりかねない。そういった先読みをする事なく責任感も持たず日々を過ごしていった時に友人から人生のヒントをもらいました。

 

その友人は同い年でありながら育児に家事に事業にと色々とそつなくこなす人で自分にとって苦手なものがない完璧なタイプに見えてました。ある日その友人と飲んでいた時に「苦手なものはないの?」と質問を投げかけました。友人は「無いよ。苦手だと思うものは人一倍努力して無くすようにしているんだよね。」と。それからハッとしました。過去の頑張っていた時の自分の方がよっぽど格好良かったなと。自分は苦手なものから目を背けて何となく業務をこなしている気でいたが、それって凄く格好悪いなと感じました。ましてや仕事に対してこのままの姿勢では良く無いと思い、苦手なものに向き合う努力をしました。それからは知らない事は知らないと正直に言い、勉強する、教えを乞うというスタイルに切り替えました。

現在に至るまでとこれからの目標

こうしてヘルプデスクの業務を通じて沢山の事を学びました。そしてヘルプデスク時代に連携を取り合っていた情報システムの職に興味を抱き始めました。一度情報システムの立ち位置からIT職の経験値を積んでみたいと思い転職をして、こちらの業務を通じても沢山の経験をさせていただきました。そしてこの度ご縁をいただき、HapInSに参画いたしました。これからの目標としてはエンジニアとしてのスキルも勿論向上させたいのですが、HapInSの業務を通じて更なる人間成長に努めたいと思っております。自分と関わる人に少しでも喜んでもらえるように日々精進して参ります!自伝なってしまいすみません(笑)最後まで読んでくださりありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします!